ESDのためのKODOMOラムサール<藤前干潟>
2012年11月17日〜18日/愛知県・藤前干潟


 主催 : ESDのためのKODOMOラムサール実行委員会(RCJ、積水化学工業ほか)
 共催 : 藤前干潟ふれあいデー実行委員会
 助成 : 環境再生保全機構地球環境基金

 参加: 沖縄の漫湖(2人)、熊本県の荒尾干潟(2人)、兵庫県の円山川下流域・周辺水田(4人)、
      愛知県の東海丘陵湧水湿地群(1人)、千葉県の谷津干潟(6人)、
      宮城県の蕪栗沼・周辺水田(4人)、そして地元の藤前干潟(25人)
      以上7つのラムサール条約湿地から計43人の子どもたち

 11月17日(土)〜18日(日)、今年度のKODOMOラムサール活動、第3のイベント「ESDのためKODOMOラムサール<藤前干潟>」が、名古屋市の藤前干潟で開催されました。藤前干潟のラムサール条約登録記念事業の「藤前干潟ふれあいデー」に協賛して開催されたものです。

  17日(土)は藤前干潟活動センターで、戸苅辰弥さん(藤前干潟を守る会)から、干潟の埋め立ての歴史や市民が声をあげた反対運動についてのお話がありました。その後、あいにくの雨でしたが、活動センター前の湿地を見学してから、対岸の稲永ビジターセンターに移動し展示物を見学、藤前干潟について学びました。 

 夜のプログラムは宿舎(ハーバーロッジなごや)の近くのポートビルの会議室でおこなわれました。中村大輔先生のファシリテートのもと、グループディスカッションです。今日1日みてきた藤前干潟の「宝」のランキングをみんなで意見を出し合い、最後にはイラストを描きました。夜9時過ぎまで集中し、見学していた大人たちを圧倒させました。

  18日(日)は各湿地の活動発表や劇団シンデレラの「ESDいきものミュージカル」鑑賞のあと、前夜に選抜されたKODOMOグループリーダーたちが話し合って6つに絞った「宝」を、全体会議で3つにまとめ、キャッチコピーを選び、藤前干潟の「お宝ポスター」を完成させました。

 雨と寒さで、干潟のフィールドワークは思うにまかせなかったものの、子どもたちは積極的に交流し合い、目を輝かせながら真剣にポスターづくりに取り組みました。
 2014年に名古屋で開催される「DESD世界会議」への貢献をめざすKODOMOラムサールは、新規登録湿地の子どもたちの参加で、ますます元気になっています。
 


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