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KODOMOバイオダイバシティ <蕪栗沼・周辺水田> 2009年11月21日〜22日 宮城県大崎市 |
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主催: KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業株式会社) 大崎市 後援: 環境省東北地方環境事務所、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議 仙台広域圏ESD・RCE運営委員会 協力:NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ、NPO法人田んぼ 協賛:みどりの農業協同組合、株式会社一ノ蔵 助成: 環境再生保全機構地球環境基金 |
11月21〜22日、宮城県大崎市の蕪栗沼で「KODOMOバイオダイバシティ<蕪栗沼・周辺水田>」(地球環境基金助成事業)が開催されました。4月に久米島から始まった「KODOMOバイダバ」活動は、今回で5回目。主催は大崎市とKODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業)。後援に環境省東北地方環境事務所、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議、仙台広域圏ESD・RCE運営委員会、協力にNPOの「蕪栗ぬまっこくらぶ」「田んぼ」が加わり、みどりの農業協同組合、(株)一の蔵が協賛しました。地元宮城県からは開催地の蕪栗沼(5人)をはじめ、伊豆沼・内沼(3人)、化女沼(2人)、平筒沼(1人)、長沼(2人)、県外からは青森県仏沼(1人)、北海道釧路湿原(1人)と宮島沼(3人)、千葉県谷津干潟(1人)、石川県片野鴨池(2人)の計21人の子どもたちが参加しました。 |
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1日目の開会式の歓迎挨拶では、地元の高校生の佐瀬由紀恵さんが蕪栗沼の紹介をしてくれました。その後フィールドに出て、加護坊山から蕪栗沼・周辺水田を一望しながら、「蕪栗ぬまっこくらぶ」の戸島潤さんから説明をしてもらい、それぞれのグループに分かれて、農家の方たちにお話を聞きに行きました。夕方には蕪栗沼に行き、越冬中の7万羽のマガンのねぐら入りを観察しました。 |
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冬水田んぼのお米を使ったもちつきをした夕食でお腹いっぱいになった後、大崎市の鈴木耕平さんからマガンの1日の話を聞き、「蕪栗沼の宝」会議が始まりました。すぐ決まったグループも何度も話し合っていたグループも、楽しそうにポスターやキャッチコピーを考えていました。 |
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2日目は日の出よりも早く蕪栗沼に行き、マガンの飛び立ちを観察。会議の場所を大貫地区公民館に変え、各湿地の活動発表をした後、各グループのお宝ランキングをもとに、中村大輔先生の司会で蕪栗沼の「お宝」ポスターとキャッチコピーを話し合い、KODOMOバイダバ<蕪栗沼・周辺水田>ポスターを完成しました。 |
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蕪栗沼のお宝ランキング6つとキャッチコピーは以下でした。 1位:「マガン」「蕪栗沼の周辺の自然」「蕪栗沼」 2位:「農家」「共存」 3位:「冬水たんぼ」 キャッチコピー:「マガンも大好き!ぼくらも大好き!みんな大好き蕪栗沼」 |
また、今回は、KODOMOバイダバと並行して、大崎市、仙台広域圏ESD・RCE運営委員会、ラムサールセンターの共催で大人向けの「生物多様性・環境教育研修ワークショップ」(仙台広域圏ESD・RCE学び合いセミナー)を同時開催。宮城県下の七ヶ宿や、気仙沼でESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでいるNPOや、ラムサール登録湿地の宮島沼、片野鴨池などの湿地センターのレンジャーが環境教育への取り組みを、積水化学工業が企業としての生物多様性保全への取り組みなどを事例報告しあい、有意義な共有の機会となりました。 KODOMOバイダバ<蕪栗沼・周辺水田>開催にあたって、お世話になった多くのみなさまにこの場を借りてあらためてお礼をいいます。ありがとうございました。 |
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参加者のみなさん、どうもありがとう! 次回のKODOMOバイダバは、 2010年2月20〜21日、石川県片野鴨池で開催します。 |