KODOMOバイオダイバシティ <片野鴨池> 2010年2月20日〜21日 石川県加賀市 |
主催: 加賀市、財団法人日本野鳥の会、片野鴨池周辺生態系管理協議会 KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業株式会社) 後援: 環境省中部地方環境事務所、石川県、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議、 国連大学高等研究所いしかわ・かなざわ・オペレーティングユニット 協力:大聖寺捕鴨猟区協同組合、鴨池観察館友の会、片野鴨池坂網猟保存会、片野町、 大聖寺下福田町、日本野鳥の会石川支部、加賀市昆虫調査会、加賀ライオンズクラブ、 FAネットワーク 助成: 環境再生保全機構地球環境基金 |
2月20〜21日、石川県加賀市のラムサール条約登録湿地「片野鴨池」で「KODOMOバイオダイバシティ<片野鴨池>」(地球環境基金助成事業)が開催されました。今回で6回目の「KODOMOバイダバ」活動です。主催は加賀市、財団法人日本野鳥の会、片野鴨池周辺生態系管理協議会、KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業)。環境省中部環境事務所やラムサール条約登録湿地関係市町村会議などが後援し、地元の大聖寺捕鴨猟区協同組合、鴨池観察館友の会、片野鴨池坂網猟保存会など多くの協力を得ておこなわれました。 片野鴨池からの17人をはじめ、蕪栗沼・周辺水田(4人)、藤前干潟(2人)、琵琶湖(3人)、彦谷ビオトープ(1人)、中海(2人)の計29人の子どもたちが参加しました。 |
1日目は、鴨池観察館の石鍋レンジャーと地元、黒崎小学校の子どもたちによる片野鴨池の紹介から始まり、観察館周辺でのフィールドワークをおこないました。猟師さんの番小屋の見学や坂場での坂網猟体験、ふゆみず田んぼの見学など、片野鴨池をとりまく自然と人の暮らし・文化を学びながら鴨池の宝を探しました。 |
その夜には子ども会議を開催し、「片野鴨池の宝物とはなにか?」グループごとに話し合い、それぞれ宝を6つ選び、イラストとキャッチコピーで描きあらわしてゆきました。 翌日はそれぞれのグループで考えた宝を発表し、さらに、中村大輔先生をファシリテーターに全体で6つの宝を決めてゆきました。 |
29人の子どもたちが選んだ「片野鴨池の宝」のポスターが完成しました。 6つの宝は以下の通りです。 1位:「鴨池」「鴨たち」「坂網猟」 2位:「ふゆみず田んぼ」「観察館のレンジャー」 3位:「番小屋」 キャッチコピー:「生き物の宝 自然の宝 人の宝 これぞ美しき3拍子」 |
ほかにも、それぞれの子どもたちの地域の湿地の紹介を行ったり、マガンのねぐら入り観察・早朝のマガンの飛び立ち観察を行ったりと、朝から晩まで内容の濃い活動となりました。 |
夕食は加賀市食生活改善推進協議会のお母さんたち手作りの郷土料理でした。 |
参加者のみなさん、どうもありがとう! 今年度の<KODOMOバイオダイバシティ>を無事すべて 終えることができました! 来年度はいよいよ生物多様性条約COP10を目指します! |