フィールド・ワークショップ<久米島>/ KODOMOバイオダイバシティ<久米島> 報告 2009年4月24日(金)〜26日(日) 沖縄県久米島町 (ラムサール条約登録湿地「久米島の渓流・湿地」と周辺の自然) |
4月24日(金)〜26日(日)、沖縄県の久米島で、RCJ第80回<ワイズユース>ワークショップとして、「フィールドワークショップ<久米島>」が開催されました。広報・募集期間が短かったのにもかかわらず、北海道から沖縄まで、25人が参加しました。そのうち、滋賀県の琵琶湖、沖縄県の漫湖からは、7人の子どもたちも参加してくれました |
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1日目の夕方に、久米島に到着。翌日は午前中、久米島自然文化センターで島の歴史や自然の概観について学習したあと、ラムサール条約登録の根拠となった「幻の水生ヘビ」キクザトサワヘビの生息する渓流湿地をウォーキング。ヘビには出会えませんでしたが、数多くの固有種を育んだ亜熱帯林の自然を満喫しました。 |
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午後は、久米島ホタル館で、久米島ホタレンジャーの子どもたちと、琵琶湖、漫湖の子どもたちによる湿地交流が実現。地球環境基金が内定したので、この湿地交流は今年度からスタートする「KODOMOバイオダイバシティ」活動の1つとしておこなわれ、滋賀県から駆けつけた中村大輔先生をファシリテーターに、湿地の生きものを守るにはどうしたらいいかをみんなで考えました。 |
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午後の久米島自然文化センターでのワークショップでは、岩間徹RCJ副会長の「ラムサール条約と湿地の賢明な利用」と、宇江洲盛元久米島自然文化センター前館長の「久米島の自然と文化」の講演のあと、地元の参加者との質疑応答。 |
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そして夜7時からは、待望のクメジマボタルの集団発光の観察会をおこないました。低温と強風で、ホタルの数はいつもより少なかったようですが、茂みの奥をながれる小川の周囲で、思いの外つよい光で豆電球のように点滅するホタルの姿は、参加した全員にとって忘れられない光景となりました。(写真はクメジマボタル生息地の昼間のようす) |
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夜8時過ぎからの懇親会には、平良朝幸久米島町長も駆けつけ、もずくやタコなど海の幸を肴にオリオンビールと久米島焼酎を心ゆくまでに味わうことができました。温かく迎えてくださった久米島のみなさんに、心からお礼を申し上げます。 |
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参加者のみなさん、ありがとうございました!! |