KODOMOバイオダイバシティ
<串本沿岸海域>

2009年11月14日〜15日
和歌山県串本町


 主催: 串本町、串本海中公園センター
      KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業株式会社)
 後援: 環境省近畿地方環境事務所、和歌山県、和歌山県教育委員会、串本町教育委員会、
      ラムサール条約登録湿地関係市町村会議
 協力:サンゴを食害する動物駆除実行委員会
 協賛
:串本町観光協会、和歌山県東漁業協同組会
 助成: 環境再生保全機構地球環境基金

 11月14〜15日、和歌山県串本町で「KODOMOバイオダイバシティ<串本沿岸海域>」(地球環境基金助成事業)が開催されました。今回で4回目の「KODOMOバイダバ」活動です。主催は串本町、串本海中公園センター、KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業)。環境省近畿地方環境事務所、和歌山県、和歌山県教育委員会、串本町教育委員会、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議の後援、サンゴを食害する動物駆除実行委員会の協力、串本町観光協会、和歌山県東漁協協同組合の協賛を得ておこなわれました。
 地元串本沿岸周辺からの15人をはじめ、和歌山県内(14人)、積水化学(3人)、釧路湿原(1人)、藤前干潟(1人)、琵琶湖(5人)の計39人の子どもたちが参加しました。


 1日目は、宇井晋介さん(串本海中公園センター)の「串本の海について」のお話のあと、グループごとにフィールドへ出て、串本の海を特徴づけている生きものや風景など、「串本沿岸海域の“宝”探し」をしました。あいにくの天候で、予定していたスノーケルが中止になってしまいましたが、水族館やバックヤード見学では串本の海にいる魚を観察し、ウミガメやヒトデに触れたり、海中公園の海岸を歩きながらいろいろな貝やサンゴを拾ったりして、串本の「生物多様性」について学びました。

 その後、御前洋さん(サンゴを食害する動物駆除実行委員会)の「サンゴと食害について」のお話を聞き、フィールド活動をとおして感じた「串本沿岸海域の宝はなにか」をグループで話し合い、グループごとに6つの“宝”を選び、イラストとキャッチコピーを考えました。   翌日はグループごとの「串本沿岸海域の“宝”ランキング」を発表。ファシリテーターの中村大輔先生の司会のもとにさまざまな意見を出しあって、串本沿岸海域を代表する6つの宝とイラストを選び、全体キャッチフレーズを決め、KODOMOバイダバ<串本沿岸海域>ポスターを完成させました。 

39人の子どもたちが選んだ「串本沿岸海域の宝」は次の6つでした。
1位:「サンゴ」「ウミガメ」「魚などさまざまな生物」
2位:「貝殻」「サンゴを守る人」
3位:「思い出」
キャッチコピー:「奇跡!驚き!!大発見!!!
             ぼくらの一番好きな海」



 数ヶ月前からのさまざまな準備作業にはじまり、地元の食材を使ったおいしい昼食の提供やフィールドガイドなど、串本町や串本海中公園センターのみなさんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

参加者のみなさん、どうもありがとう!

 次は、11月21〜22日に宮城県大崎市で、
KODOMOバイオダイバシティ<蕪栗沼・周辺水田>が開催されます。




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