KODOMOバイオダイバシティ
<漫湖>

2009年9月21日〜22日
沖縄県那覇市・豊見城市


 主催: 漫湖水鳥・湿地センター管理運営協議会(環境省那覇自然環境事務所、沖縄県、
      那覇市、豊見城市)
      KODOMOバイダバ実行委員会(ラムサールセンター、滋賀県、積水化学工業株式会社)
 後援: 沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、豊見城市教育委員会、石垣市教育委員会、
      座間味村教育委員会、久米島町教育委員会
 協力・協賛:森永乳業株式会社、オキコパン株式会社、沖縄コカ・コーラボトリング株式会社、
          美ら水助成金(ラジオ沖縄)
 助成: 環境再生保全機構地球環境基金

 2009年9月21〜22日、ラムサール条約登録湿地「漫湖」(沖縄県那覇市・豊見城市)の漫湖水鳥・湿地センターで「KODOMOバイオダイバシティ<漫湖>」(地球環境基金助成)が、漫湖水鳥・湿地センター運営管理協議会とラムサールセンターの共催で開催されました。
 地元の漫湖からの9人をはじめ、カーミージー湿地(3人)、久米島の渓流・湿地(5人)、名蔵アンパル(2人)、谷津干潟(2人)、宮島沼(2人)、宍道湖、釧路湿原、蕪栗沼・周辺水田、藤前干潟、琵琶湖(各1人)の28人の子どもが参加しました。


 1日めは、磯崎博司先生(明治学院大学教授)の「生物多様性条約について」の話があり、生物多様性というのは、ただ生きものが「多い」ということだけではなく、生きものがそれぞれ「違っている」ということが大事だということを学びました。そのあと、フィールドに出て、地元のガイドの先生たちに助けられながら、グループごとに「漫湖の“宝”探し」をしました。マングローブ林を橋の真上から観察し、干潟に降りてトントンミー(ミナミトビハゼ)やカニとご対面。夜の部では、グループごとに“宝”を6つ選んで、イラストとキャッチコピーを考えました。

 2日め。ファシリテーターの中村大輔先生の司会で、グループごとの「漫湖の宝」ランキングを発表。みんなで意見を出し合って、漫湖を代表する6つの宝とイラストを選び、全体キャッチコピーを決めました。そしてKODOMOバイダバ<漫湖>のポスターを完成させました。

みんなで選んだ6つの「漫湖の宝」とキャッチコピーは、以下のとおりです。
1位:「漫湖を支える人たち」「ムナグロ」
    「クロツラヘラサギ」
2位:「トントンミー」「マングローブ」
3位:「モモイロサギガイ」
キャッチコピー:「生き物(みんな)の楽園
           ステキな漫湖へめんそ〜れ〜」



 前日の9月20日には、やんばる地方の生物多様性を知るオプショナルプログラム「やんばるの森ツアー」が、また21日には大人向けのプログラム「生物多様性・環境教育研修ワークショップ」も併催されました。
    「KODOMOバイダバ<漫湖>」は、漫湖のラムサール条約登録10周年記念事業の一環としておこなわれたもので、環境省那覇自然環境事務所、那覇市、豊見城市はじめ地元の方々には、関係団体の調整、広報・募集、会議の準備などから、昼食やおやつの準備、エコバッグづくりの指導、テント設営などまで、大きな協力をいただきました。ありがとうございました。

参加者のみなさん、どうもありがとう!

 次は、11月14〜15日に和歌山県串本町で、
KODOMOバイオダイバシティ<串本沿岸海域>が開催されます。


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